2003年09月27日
●倉橋ヨエコ、ワッフルズ at 下北沢440
9/26、下北沢440でワッフルズ主催のイベント「紅茶唄 vol.5」。ワッフルズと倉橋ヨエコさんとが一緒に聴けるとはありがたい。会場の440に着くと、いつもはカフェスタイルでゆったりしたスペースが、椅子でびっしりと埋められていた。これはかなりの客数を見込んでいるもよう。
1番手は3ピースバンド(gt, b, dr)のリトルハンセン。この演奏中に客席はほぼ満席となり立ち見が出るほど。大半が女性客。
2番手はお待ちかね倉橋ヨエコさん。まずはキーボード弾き語りで「聴こえたから」「帰りたい家」「白い旗」「あなたのあたし」。ん〜、この声、カラダにずんずん響くな〜。後半はサポートメンバー2人(b, dr)参入でさらに迫力の演奏。「つぶつぶ」「流星」「恋の大捜査」など。全身全霊をかけたヨエコさんのステージは、聴く方も、全力で受け止めなくては!という気にさせる。この緊迫感がとても快感。元気が出るな〜。演奏の合間にヨエコさんががぶがぶ飲み干すペットボトルがなんだか気になったりして。ステージ終了後すぐにアンコールの拍手があがるが、全体の進行上無理だったようで幕引き。まあ仕方ないか。
ラスト3番目登場はワッフルズ。メンバーは大野恭子さん(p, g, vo)、木村孝さん(dr)、武田真一さん(b)、与那覇文子(ジョナ)さん(g)の四人編成。ちなみにギターのジョナさんは、生まれも育ちも横浜だが、お父さんが沖縄出身らしい。曲は「プール・サイダー」「虹」「リズム」「ぼくの好きな人」「はなそう」「トウキョウ」など。今回は恭子さんが曲に合わせてピアノ、アコギ、木琴と使いわけていたのが面白かった(特に木琴がいい味だしてる)。12月中旬発売のアルバムレコーディング中だそうで、それに収録される新曲もいくつか。アンコールでは「つぎの光」。あれ、そういえばジョナさんがほとんどしゃべってなかったのは、ちょっと残念。
2003年09月25日
●チャイナチョップ at 下北沢club251
9/24、下北沢club251でチャイナチョップ、LIPNITZ、みみずくず(出演順)のライブ。これはみみずくず主催の「99のロマン」というイベント。
1番手は、お目当てのチャイナチョップ。大きな瞳を見開きながら黒いスカートで挑発するRinkoさんのボーカルにフリーズ。曲は「甘い蜜」「地上最大級のショウ」「光ルボイス」「宝石物語」など。ん〜、インディーズロック界のジョルジュ・バタイユって感じか?この世界、クセになりそう。
次はLIPNITZ(ライプニッツ)。♂(vo, kb)、♀(cho,b)、♂(d)というユニークな編成。熱いグルーヴ感あふれる演奏でなかなか聴き応えアリ。
ラストはみみずくず。林レイナさん(v)、曽谷コウヘイさん(g)、前田テルユキさん(d)のユニット。今回はサポートメンバーが一名(g)参加し、ツインギターでギンギンの迫力。レイナさんは1ヶ月の夏休みを取って実家でのんびりしつつ曲も作っていたそうで、新曲「ブラックタイガー」を披露。アンコールはレイナさん+コウヘイさんのアコースティックスタイルで(といってもエレキだったが)。
●ソークワクチン at 横浜エアジン
9/24、横浜馬車道近くのJazzハウス「エアジン」でソークワクチンのソロライヴ。年季のはいった木造の空間がいい味出してる。ソークワクチンがいつもやってる浦添のGrooveに近いかも。
今回は2部構成で、1部はオリジナルメンバー3人で「サブレツアー」「グレープフルーツ」「デンファーレ」「夜の窓」「ムッシュヒーホー」など。あ〜、やっぱりこのマジカルなパワー&サウンドはすごい!と思ってたら1部はあっという間に終わってしまった。ちなみに「デンファーレ」ではいつものように演奏中にお姉さんが客席にケーキを配り歩く。くまなく全員に行き届いたようで。
2部は、ホッピー神山さんとベースの坂元健悟さんが参加して、思いっきり即興モード全開の演奏。曲目は一応(?)「マルチーズワールド」「ウクサディ」は聞き分けることができたが、あとはメンバーそれぞれのインプロビゼーションで、たまちゃんの声をホッピーさんがリアルタイムでサンプリングしてリプレイしたり、トランスにはいっためぐみさんがマイクのコードで鍵盤弾いたり、めぐみさんの要求でお姉さんがクッキー探して客席を走り回ったり、もうファービラス!(by生瀬勝久)。などと説明するのはヤボかも。これは実際にライヴ体験しないと理解不能。
なお、12月にもまた東京でライヴがあるらしい。
2003年09月20日
●月下美人 at 渋谷アピア
9/19、月下美人のライヴを見に渋谷アピアへ。対バン3組。
1番手は平田沙織さん(vo.p)。アピア出演は2回目とのこと。曲は「記憶」「YOU」「スローな愛情」「街の夕暮れ」「君を想うこと」。バラード系の曲をしっとりと。
2番手は浦邊力さん(vo.g)。たしか聴くのは2回目だったはず。過去の情景を歌った歌が、ちょっとブルージーな野太い声にマッチしていて印象に残る。
3番手は航さん(vo.p)。曲は「山頭火」「法然(?)」「チクタク」「白」「満月」「遠吠」「存在」。魂を感じさせる力強いボーカル。後半ピアノがいい感じに走っていた。最後の「存在」はアカペラだったが、なにか想うところがあったのか感極まって声を詰まらせるシーンが。アピアの若手の中では注目株。
4番手は待ってましたの月下美人。山本かなおさん(vo, g)と、石田珠紀さん(cho, b)とのユニット。滋賀在住でいつもは大阪、京都のライブハウスで活躍している。曲は「ギター」「Blue Moon」「女に生まれてよかった」「イエローゲストハウス」「?」「赤い土」「月の足音」。さらにアンコールで「Mad Mad Summer」。スゥイングしつつ、豊かな情緒も感じさせる心地よいステージ。ん〜、このなんともいえない漂うようなムード、沖縄でやったら合うと思うんだけどな〜。誰か呼んでくれないかな?ちなみに2nd CD「ショートケーキ」発売中(タワレコ、HMV等で購入可能)。
2003年09月08日
●きたはらいく at 下北沢ラカーニャ
9/7、きたはらいくさんのワンマンライヴを見に下北沢ラカーニャへ。たっぷりときたはらさんの世界にひたり、心地よい時間を楽しむ。
1部
1.空のピアノ
2.君は風
3.アイマイミー
4.心配ナシ!!
5.ハナと頬の赤くなる頃
6.耳をすませば
2部
1.忘却の途中
2.未来ーあすーへのおとしもの
3.最後のこだま
4.うまと仲良く
5.ディッダンドゥ
6.ギターを弾いて
7.会いたいだけじゃ
8.Learned In Love
最終ステージ—アンコール—
9.こころ