月別ログ
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月別ログ 2003年05月20日笹川美和 at 南青山MANDA-LA5/19、南青山MANDA-LAで笹川美和さんの2回目のワンマンライブ。バックに強力バンドをしたがえて、ささみー堂々の登場。サポートは、小倉昌浩(gt)、岡雄三(b)、佐藤唯史(dr)、林有三(key)、やまもとようこ(cho)。 1. 事実 全16曲を休憩ナシで歌いきった笹川さんに大拍手。独特の深い世界をもった1曲1曲それぞれに強く魅了され、あっという間に過ぎた1時間40分だった。今回はほとんどの曲でボーカルに専念していて、その素晴らしい声質がいかんなく発揮されていた。ただ、本人のピアノ弾き語りももう少し聴きたかったかも。1曲とばしてしまうミスもあったが、むしろ大物ぶりをファンに印象づけた感じ。 また、いきなりベランメエ口調になったりするMCもあいかわらず絶好調(本人は笑わそうとはしてないんだけど天然で笑える)。二人の弟の話が今回は特に面白かった。そういえば以前のライブで紫雲寺町の町長さんとメルトモと言ってたけどその後も続いているんだろうか(どうでもいいんだけど)。 それにしても、あれよあれよとファンが増えていって、今回もあっという間にSOLD OUT。もうメジャー並みにチケット入手が困難になってきた感じ。ああ、ささみーが遠くに行ってしまうような…。 2003年05月18日鳩間可奈子、新城知子 at 西宮フレンチホール5/17、めったにない鳩間可奈子さんのライブがあるということで西宮フレンチホールへ。この日は同所で15時から「とぅばらーま全島大会 兵庫県予選会」があり、そのあとの18時半からのイベントに鳩間さんが出演するとのこと。 18時過ぎに着くと、会場はすでに満員。メシも食わずに急いできたので、受付でオニギリ(石垣産米のひとめぼれ)をもらえたのがありがたい。ステージは2部構成で、1部が石垣島で「游舞台」を主宰する新城知子さんほか6名による八重山舞踊のステージで、2部が鳩間可奈子&鳩間ファミリー。 1部の新城知子さんは、「鳩間節」「高那節」「白保節」などに合わせた創作の八重山舞踊を披露。なかでも「やくじゃーま(蟹)節」でのユーモラスな踊りが会場を沸かせた。ただ、進行が押し押しになってしまい、2部の時間にかなり食い込んでしまったのが残念。 そんなわけで、2部の鳩間ファミリーのステージが始まったが、急ピッチの進行。MCはお父さん(隆志さん)が担当で、可奈子さん(長女)、千代子さん(母)、由章さん(長男)が舞台に立つ。「ようこそ、八重山へ。今日は八重山に帰ってきた気分で聴いてください」。 演目は「まやユンタ」、「安里屋ユンタ」、「鳩間口説」、「芭蕉布」、「山入らば」、「与那国ぬマヤーグァ」、「月ぬ美しゃ」、「トゥバラーマ」、「千鳥」(カラオケ)、「鳩間の港」。さすがに、家族の結束力が感じられる素晴らしい演奏に会場もわきかえっていた。また、途中でチンダミするとき、「娘のほうが耳がいいのでいつも(直すように)指摘されてます(笑)」とお父さんが言っていたのがほほえましかった。時間の都合で、プログラムにあった演目からかなりカットしているのが残念無念。 最後は、出演者、スタッフ、お客さん一体となってカチャーシーでシメ。 2003年05月16日藤木勇人 at 下北沢駅前劇場5/15、藤木勇人「南島妄想見聞録 Vol.15〜青いパパイヤはいかがですか〜」を観に、下北沢駅前劇場へ。「ちゅらさん」による人気が落ち着いてから見に来ようと思っていたものの、「ちゅらさん2」も放送されて全然人気に衰えがみえないので、シビレをきかせて見に来てしまった。あんまり混み混みだとイヤなので、客の少なそうな初日をねらうがやっぱり満員。5日公演なのにさすがの集客力。 舞台には白い砂が一面にしかれ、さすがに以前に比べて雰囲気がキチッとしてる感じ。舞台に登場した藤木さん、開口一番「よくぞ初日に来る勇気がありましたね!」。たしかに(笑)。おなじみオープニングトークでは、本土で急にはやりだしたシークヮーサー、三線、もろみ酢の話題。ちょっとシニカルな本音トークはあいかわらずでうれしい。 演目は「沖縄移住阻止計画」「パパイヤおじさん」「異聞、ボード事件簿」。今回はゲストとして福井出身の三線弾きmachiko(高木真知子)さんが出演。初の試みとして、幕間に演奏するという構成だった。演奏自体は良かったけど、私としては幕間のナマ着替え中のフリートークが好きなんだけどなー。 ともあれこのシリーズ、「Vol.100」達成する勢いで、ず〜〜〜っと続けてほしいものである。少なくとも私は見続けるので。 2003年05月14日太田美帆、伊藤サチコ at 表参道FAB5/13、太田美帆さんと伊藤サチコさんのライブを見に表参道FABへ。この日の出演者は、伊藤サチコ、守屋里衣奈、Arearea、太田美帆、鈴木來未というラインナップだったが、会場到着が遅くなってしまい、聴けたのは太田美帆さんと伊藤サチコさんのみ。あちゃー、Areareaは久しぶりに聴きたかったなー。 太田さんは、いつものようにギターのサポートつき。 伊藤サチコさんは、キーボード弾き語り。ひとりだけの演奏は久しぶりとのこと(あれ?ひとりのときしか見てないなー)。 2003年05月10日BLEACH in 下北沢Basement Bar5/9、下北沢でBLEACHのライヴ。会場のBasement Barは地下のスペースを対角線で切った三角形のステージが特徴的。この日はオープン8周年を記念して、全国の実力バンドを集めた「東南西北」というイベント。出演はMABO&THE88、BLEACH、PET、The VOX。 BLEACHのステージはいつもながらのド迫力。スケの絶叫が会場を支配。MCでサユリが「東京は5ヶ月ぶりだね」とふるも、またもスケ聞いてないし。新曲として「太陽」「挑戦」等を披露。特に「挑戦」は、カンナが切なく歌い上げるバラードでしんみり聴き入ってしまった。おなじみの「震える花」「視界の幅」もやっぱりいい。曲が終わるたび会場から大きな歓声。ステージ終了後、前で見ていた若いニイチャンが「いまのなんてバンド?スゲーいい!」と大興奮の様子。翌日は、八王子でマキシマム・ザ・ホルモンらと対バンだそうで、これもハゲしそうだな〜。 2003年05月09日畑中摩美、黒田梢 in 四谷天窓5/8、四谷天窓でライブ。今回は、Classic Air、かえる、畑中摩美、黒田梢、ほたる(出演順)というラインナップ。お目当ては畑中摩美さんと黒田梢さん。 3番目に登場の畑中摩美さんはギター弾き語り。独特の雰囲気を持っていて、自然に曲の世界に引き込まれてしまう。曲は「星の夜」「Tom's Diner(Suzanne Vega)」「ねえなぜ?」「絵画」「白い花が秘めるもの」。大人っぽいビタースウィートなイメージを持ってしまったのは、珈琲のCMで印象強い「Tom's Diner」を聴いたせい?10月にCDリリース予定とのこと。 続いて4番目が黒田梢さん。天窓で聴くのは初めてなので、ちょっと心配してドキドキ。でも、歌が始まるとすぐにお客さんをグッとつかんでいるのがわかる。特に3曲目の「桜」では、これまで天窓で経験したことがないほど会場の空気が一変、ピ〜ンと張りつめ固唾を飲む。この訴求力、さすがKOZZU!ん〜、この調子で今後もどんどん活躍の場を広げて欲しい。セットリストは「♂」「朝」「桜」「砂いじり」「待ってる」「オレンジトレイン」。 ラストに登場のほたるさん。初見。童話の世界から出てきたようなホンワカした感じで、物語仕立ての手描きのイラストをめくりつつ、歌を歌うスタイル(kb,gのサポート)。趣向としては面白いかも。 東川亜希子 in 吉祥寺StarPine's Cafe5/7、吉祥寺スタパで東川亜希子さんのライヴ。いつぞやのnino trincaのライヴで東川さんを知って以来、すっかりファンになってしまった。対バンはChiao's"B"、TSUNTA3、Jazz Suspenders、歌姫楽団。 1番手のChiao's"B"(チャオズビー)は、山崎智咲子さん、首藤早織さんのピアノ弾き語りユニット。代表曲の「青い翼」はデイリーヤマザキ(コンビニ)の店内放送に採用されているそうで、9日にシングルが発売開始とのこと。力強いツインボーカルが新鮮に感じられた。 2番手はお目当ての東川亜希子さん。曲は「あのこ」「ラグタイム・クエスト」「やさしい気持ち」「東京暮らし」「タイムマシン」「わたぼうし」。本人いわく緊張気味とのことだったが、軽快に弾むピアノの音がいつもながら心地よい。MCで話す内容をあらかじめ一字一句メモに書いているらしく、意外と(?)几帳面な一面をかいま見る。CDリリースに向けてレコーディング中とのこと。 続いてのTSUNTA3、Jazz Suspendersの記憶がなぜかない...。最近、ますます物忘れ激しいな〜。 ラストは女性ボーカルの歌姫楽団。大正、昭和初期のダンスホールの雰囲気をネラった感じの異色バンド。「超特急アジア号」なんて曲もあったりして、演劇色のある賑やかなステージ。ここらへんがツボの人はハマるかも。 2003年05月04日双葉 in 新宿京王百貨店5/4、新宿京王百貨店の沖縄物産展会場にて双葉のライヴ。え?双葉が物産展で営業?と、やや心配...。会場の一角に設けられた客席は開演前から満席だったが、どうやら最後のお楽しみ抽選会が目当ての中高年層が大半。曲は「童神」、「島唄」、「ラバーズ」(オリジナル)、「安里屋ユンタ」、「黄色い花」(オリジナル)、「涙そうそう」、「生まれた町」(オリジナル)。やはり沖縄が目当てのこの客層にはオリジナル曲はキビシイ反応。途中でブルーシール・アイスクリームの宣伝したり、双葉のふたりはよくがんばっていたと思うんだけど、ん〜〜、活動の方向性としてこれでいいのかギモンが...。 照屋政雄 in 東急吉祥寺店5/4の昼下がり、吉祥寺の東急1階広場にて照屋政雄ライヴ。物産展開催に合わせた企画。「チョンチョンキジムナー」で始まった賑やかなステージに、地元の買い物客は興味津々。わらべうた(赤田首里殿内)では、会場の子供たちにわかるように照屋先生が丁寧に振りをレクチャー。「じょ〜と〜、ありがとね〜」と、いいひとオーラ出まくり。曲は他に「月ぬ美しゃ」「安里屋ユンタ」「花」「こうみそ〜れ〜」。そして前の晩遅くまで練習して覚えたという「東京音頭」を初披露!これはビックリの超レア体験(笑)。最後は太鼓のオモチャを持っていた5歳の女の子をステージに呼んで賑やかに「豊年音頭」でシメ。サービス精神旺盛な師匠に脱帽でした。夕方にもう1回ステージがあるそうだが、ここで新宿京王百貨店の双葉ライブへと移動。 新良幸人withサンデー in 南青山マンダラ5/3、南青山MANDA-LAで新良幸人&サンデーのライヴ。つい2日前に那覇でパーシャクラブのライヴを見たあとなので、なんだか不思議な気持ち。しまった、これって追っかけ(?!)。 南青山MANDA-LAの雰囲気に合わせたのか、今宵のユキトはなんとなく上品(?)。「前半はしっとり、後半はもっとしっとりと、そして少しエッチに...」(おいおい)。びっしり埋まった会場は東京らしく?じっくり聴こうというムード。しかしユキトもこのかたっ苦しさにシビレを切らしたか(?)後半途中から脱線モードへ突入。「京都で一番高いビルの上でコーシーを飲んでいると(以下自粛)」などなど、延々とユキトのひとり漫談が続く。ひとしきりぶった頃に客席から「ながい!」と救い?の声。沖縄だったらたぶん最初っからヤジが飛んでんだろうな〜。でも東京のライブでリアクションするのって勇気が必要なんだよな〜。 曲は「鷲ぬ鳥」に始まって、パーシャの「花染手拭(はなずみてぃさじ)」、「ざんざぶろう/高那節」、「デンサ節」、「崎山ゆんた&みなとーま」、「パピル節」(この前奏で延々漫談)、「月ぬ美しゃ」、「加那よー」、「浜千鳥(ちじゅやー)節」、「エイサー(クーダーカー)」などなど。アンコールは「ファムレウタ」だった。 今日のユキトの名言「手拍子は最後まで責任をもちましょう」。 2003年05月02日Parsha cluB in 那覇CLUB D-SET5/1、Parsha cluBのライヴを見に、一昨日と同じ那覇CLUB D-SETへ。パーシャの4ヶ月ぶりのライヴということもあり、さすがの盛況ぶり。 曲は「虹の石」「美らさ美らさ」「ファムレウタ」「かたみ節」「エイサー」「ICHANDA HIP」「Yoo Reggae」「MAYA」「五穀豊穣」「じんじん」「海の彼方」などなど。アンコールは「鷲ぬ鳥」「満天の星」。ライヴでは久しぶりという「ファムレウタ」がじ〜んとしみいる。 MCは序盤からとばすとばす。「きょう私が沖縄の梅雨入りを宣言します!」「梅雨明けも私が発表します!(断言)」。客席と一緒に乾杯のときはBeginバージョンのオリオン缶ビールを手にしつつ「とうとうこいつら、ビールの缶まで変えやがって!」「Beginのせいで最近職場が狭くなってね〜、ハーリー(でのステージイベント)まで取られちゃったよ!」。 また、客席とユキトとの掛け合いも沖縄ならではの盛り上がり。特に客席ですでにできあがっているネーネーが1名いて、ユキトとの壮絶な舌戦バトルが勃発。「後半、息があがってたらあのネーネーのせいだからね!」(ユキト)。しかし、このバトルはアンコールまで続くのだった。ちなみにこのネーネーはサンデーのファンだったようで。 なお、今回のメンバーは、新良幸人(vo,三弦,琉笛)/上地正昭(g)/神村英世(b)/津波古慈乃(ds)/仲宗根哲=サンデー(perc)。サポートとしてWALLY(key)。また、客席には與那覇徹さん、上地一成さん(しゃかり)らの姿も。 D-SETのスタッフがこまめにお客を誘導して座る席を確保してるのがエライな〜と思ったりして。 |
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