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2003年03月31日

佐渡山豊 in 西表島上原集会所

3/29夜、西表島上原で佐渡山豊さんのライヴ。今回は入場料500円で高校生以下は無料!会場は港のすぐそばにある多目的集会所。陽が落ちた頃から、徐々にお客さんが集まりはじめる。

この時期、西表島の各集落では引越や自治会の総会があったりして忙しいようだが、それでも50名以上のお客さんが集まった。高校生以下無料ということもあり、小学生からおばあちゃんまで幅広い客層。なかには、たまたま関西から旅行に来ていて、ついさっき宿でライヴを知り駆けつけたひとも。

「優しい風」でライヴスタート。2曲目の「アラスカ」のあと、歌詞のなかに出てくる佐渡山さんの娘、桃子さんの話題。「娘のほうがしっかりしてまして、いまでは娘が我が家の代表取締役、私は代表戸締まり役...」。

続いて「芦屋無頼」「十九の春」「海どろぼう」「風に吹かれて」「Rambling Man」「紙の上」等と続く。中盤で久しぶりにナマで聴く「行雲流水」。今回西表島に来て感じるものがあり、急に歌いたくなったそうだ。

「ひまわり」では、歌う前に「この歌は心臓に悪くて、以前老人ホームで歌ったときは(...自粛)、でも上原のひとは心臓が強いから大丈夫ですね」。その激しい歌の後は、一変して静かで甘いラブソング「おいでよボクのベッドに」。このあたりの対照的な構成が面白い。

そのほか、「生きているから」「Japan Crisis」「Be堕天使」など。終盤は「No More Rain」、そしてラストの「ドュチュイムニイ」。今回の「ドュチュイムニイ」は、いつにもまして長い!いつもなら、途中でお客に歌ってもらったりと遊びの部分もはいるのだが、今回はただひたすらスタンダードに歌い続けている感じで、これもまた新鮮。だんだんとリズムが早まるとともに、より力強く紡ぎ出されてくる言葉が、じわじわと身体にしみいってくる。効くな〜。アンコールは、「しゃぼん玉」と「ナイフを捨てろよ!」。

ライブ後は集会所のなかで打ち上げ。今回の主催者ダイビングスクールプレコのIさんと佐渡山さんを囲んで談笑。同席していた元大工のAさんは、Iさんとは長いつきあいだそうだが、お互いに佐渡山ファンということを今日初めて知ったらしい。Aさんは家からLPを持ってきてサインをしてもらっていた。そんなハプニングもライブあってこそ。今後も佐渡山さんには、いろいろな場所でライブをやってほしいなあと思うのだった。

  

Posted by nonkar at 23:34 | Comments (3)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月30日

西表島船浮に渡る

3/29の朝、西表島の北西部にある陸の孤島、船浮(ふなうき)集落へいよいよ渡る。白浜集落から船で10分足らずだが、定期便は1日3往復のみ。朝8時35分白浜発の便に乗船客は私ひとり。ん〜まるで貸し切りチャーター便でリッチな気分(?!)。貸し切り料金は410円ナリ。出発してまもなく前方に船浮集落が見えてくる。

上陸後、まずは集落を突き抜けて細い山道を10分ほど歩いたところにあるイダ浜へ(写真右上)。白い砂と波の音以外はなにもない浜。しばらくボケーッと呆ける。静かすぎてちょっとこわくなり、集落に戻る。

集落の端っこにあるのが船浮小中学校(写真左下)。あのメガネ一番の池田卓さんが通っていた学校だ。日曜かつ春休みなので誰もいないかと思いきや、職員室で校長先生がお仕事中。ご挨拶して、集落での暮らしや、生徒さんのことなどをいろいろ教えていただく。

現在生徒は小中あわせて5名(うち2組は兄弟なので実質3世帯のみ)。そのため、やはり廃校の危機にあるそうで、子持ちの教師に転任してきてもらったり、集落の祖父母の家に一時的に孫を住まわせたり、いろいろ案を講じているそうだ。しかしながらいまは生徒5名以外に1歳の赤ちゃんしか集落にはいないので、非常に将来はキビシイもよう。学校職員は11名(生徒より多い!)で、数年ごとに転勤になるのが普通らしい。校長先生もまだ来て2年目で、もとは読谷出身とのこと。

帰りの船は10時35分発。2時間足らずの滞在だったが、集落のなかの静かな時の流れを少し感じることができた気がする。まあ住めばまた違った面もあるのだろうが。

ところで、今回利用した船を運航している船浮海運は、じつは池田卓さんのお父さんが経営。西表ではどこでも池田さんの評判は非常に高く「池田さんとこは、みんないいひとばっかりさー」という言葉が印象に残ったのだった。

  


 

Posted by nonkar at 18:20 | Comments (5)
Category : 沖縄いろいろ

2003年03月29日

根間楽器 in 石垣島

3/28〜31の間、沖縄八重山へ。今回のメインは佐渡山豊さんの西表島での初ライヴだが、この機会に前回(1月)果たせなかったことにチャレンジ。それはなにかというと、西表島の陸の孤島船浮(ふなうき)に渡ることと、西表島の白浜旧道のホタルを見ることと、波照間島に渡ってパナヌファのお二人に会うこと、そして石垣島の地元楽器店「根間楽器」にご挨拶に行くことの4つ(残念ながら鳩間島上陸は今回も断念)。

初日は石垣島に着いてすぐ根間楽器に直行。2代目店主の根間律(ただし)さんにご挨拶して、現在の八重山ミュージックシーンについてお話をうかがう。2月にテイチクから出たビギンのカバーアルバム2枚も、根間さんが企画の中心人物。根間さん自身もB-SHOPというバンドで参加している。最近の石垣出身の若手バンドはなかなか活発に動いてるらしい。やなわらばー、8days funciton、BUBBLEGUM、MUTO-などの情報もいろいろ教えてもらって大感謝。これらのバンド&ユニットは、3/31テレ朝系で放送の「Street Fighters@石垣」に出演するとのこと。

そのほか、お店の棚には初めて見る地元ミュージシャンのCDがワンサカで圧倒される。元コンディショングリーンの神鬼(シンキ)さんのCD「神鬼芸術」も初めて知った。また、今年1月に復刻CD「チバリヨー!」を出した川門正彦さんは根間楽器の目と鼻の先に住んでいるそうだ。

最終便で石垣港から西表島へ。上原航路は欠航だそうで、大原港に到着。船会社の無料送迎マイクロバスで白浜まで1時間(島を半周)。運転手のおばちゃんがとばすとばす。船酔いはしなかったのに、バス酔いになりかかる。満員だった乗客は船浦や祖内(那良伊千鳥さんの故郷)で全員降り、終点の白浜まで乗ったのは自分ひとりだけ。宿の前で降ろしてもらう。

今夜の宿の金城旅館のおかみさんはネイチャーガイドもやっていて、白浜旧道で見られるホタルならすべておまかせ。夕食後すぐに連れて行ってもらうことに。いったん「南ぬ風」(まーちゃんの実家経営のペンション)に寄ってツアー客を拾い、いよいよウォッチングポイントへ。おー、すごい!道路脇の藪に点滅するホタルの群れ。いま見れるホタルは体長5mmほどの小ささだが、意外なほどの明るさ。そのほか、ヤエヤマオオコウモリがデイゴの花の蜜を吸うため飛び回っていたりと、さすがにイリオモテは自然の宝庫。さて、明日はいよいよ船浮上陸。

Posted by nonkar at 16:02 | Comments (16)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月28日

渡辺ヒロコ in 渋谷魔多じゃり

3/27、久しぶりの渡辺ヒロコさんのライヴを見に渋谷へ。場所は「魔多じゃり」という小さなBar。渡辺ヒロコさんは仙台出身だが、沖縄の事務所にスカウトされ、しばらく沖縄県内をメインに活動していたシンガーソングライター。最近は東京に移って不定期でライブをおこなっている。

今回の曲目は「変わらない恋」「ダイヤの街」「夏の日」「レインドロップ」「引き返せない」「二人の鉄則」「最大の宝物」「恋」「エンドロール」「明日のためにさようなら」「ピンクの花」など(曲名聞き間違いの可能性あり)。

お客は(私をのぞいて)全員が友人知人業界関係者のよう。知り合いばかりのためか、冒頭以外はかなりリラックスして演奏していた印象。後半は声ののびもよくキーボード(KORG製)もリズミカルで気持ちよく聴かせてくれた。

昨春CD「シアワセノイロ」を発表して以来、ほとんど活動が伝わってこなかったのだが、現在「むさしのFM」でパーソナリティをやっているとのこと。また、今後はここ「魔多じゃり」で月2回定期的にライヴをおこなっていき、加えて6月には渋谷のLIVE BARで東京初のワンマンライヴを開催する予定だそうだ。

Posted by nonkar at 15:29 | Comments (1)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月27日

田中眞紀子 in 渋谷アピア

3/26、渋谷アピアでピアノ弾き語りの田中眞紀子さんのライヴ。人間の弱い部分をえぐり出す彼女の歌は、この情況のなかでますますリアルに重く響いてくる。「ヒーロー」「三日月哀歌」「塀の上」が特に印象に残った。

ステージの後はみんなで音楽談義。田中さんはお茶の水労音会館でのワンマンライヴ(5/10)が決定したそうだが、どういうステージにしたらいいかという話から始まって、音楽を演ることの根本的な意味まで議論が及ぶ。次回のアピアでのライブは4/22。対バンの宮良杏子さんは初見なので楽しみ。

Posted by nonkar at 12:17 | Comments (2)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月26日

ATORON「デジスタ」ベスト・セレクション

自由創作表現者ATORONの栄野比さんからヨロコビのメール。なんと、NHK-BS「デジスタ」でベスト・セレクションに選ばれたそうだ。「デジスタ」は、デジタルクリエイターの登竜門的番組。放送は4/5(土)NHK BS-1深夜0:00−0:30とのこと。ん〜、どんな作品なんだろう。チェキラ!

Posted by nonkar at 12:46 | Comments (5)
Category : MEDIA WATCH(沖縄奄美関係)

2003年03月23日

Mamadin-go「新しくなる日」

昨晩からつけっぱなしだったニュースを消す。こんな朝はマーマディン・ゴウ。林山の声とヴァイオリンの音色がしみる。きょうは寝ていよう...。

Posted by nonkar at 12:48 | Comments (1)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月22日

ウタノチカラ in 浜松町CLUB JUNK BOX

3/21、浜松町にあるJUNK BOX TOKYO BAYの恒例イベント「ウタノチカラ」Vol.7を観に行く。出演アーティストは、守屋里衣奈、高岡奈央、入日茜、NUU、長谷川都。そしてオープニングアクトは、今回JUNK BOXデビューとなるtomieさん。

薄暗いステージに登場したtomieさんは、ラフな服装のせいか、一瞬ステージスタッフかと思ってしまった。まだざわつく観客を前に、静かに「仮想」を歌い出す。うん、いい感じ。2曲目もしっとりと「逆光」。そしてラストは「声」でガツンと一発。...決まった。いやー、心配して手に汗握って聴いてたけど杞憂だったか。3曲という制約ながら上手く独自の世界を出せていたのではないだろうか。特に最後にもってきた「声」は、多くの観客の印象に残ったはず。MCで笑いも取れたし、Good job!

次は守屋里衣奈さん。パワフルな声で高い実力を感じさせる。ブルージーな曲が似合いそう。サポートはギターで、本人も何曲かギターを弾く。

続いていつにもまして元気に高岡奈央さん登場。珍しい黒のスカート姿にちょっとドッキリ。高岡さんは新潟出身&在住のシンガーソングライター。バックバンドはいつも通り3人(gu, bs, dr)。「ちょちょら」「デメキンの唄」「米の力」など、MC少な目にどんどん続く。そしてラストは、今日どうしても歌いたかったというタイトル未定の新曲(コレを歌う時間を確保するため進行を急いだそう)。なるほど、高岡さんらしいポジティブないい曲。お客さんも手拍子でいいステージになった。きっと今晩も徹夜で高速乗って新潟帰るんだろうなあ...。

次の入日茜さんは、ピアノの弾き語り。DEENのアルバムやツアーにも参加しているシンガーソングライター。ナマで聴くのは数カ月ぶり。そのため、初めて聴く(たしか)曲が数曲。JUNK BOXにはピアノがなく、キーボードでの演奏。しなやかな指裁きに注目してしまう。外見的に小柄で華奢な印象ながら、歌ってるときはバックに広く確かな世界が浮かび上がるのは、いつもながらさすが。

そして、この日初見のNUUさん。本人はボーカルで、キーボードのサポートつき。1曲目の「縫う」で、その表現力豊かな声に圧倒される。いや〜、このひとスゴイかも。MCでは「みんな休もうよ〜。時間を節約するために、電車が速くなり携帯電話ができたりしてるのに、その時間はどうしたの?」「(そんな忙しい)世の中が作り出している時間と、私のもっている時間は合わない。休もうよ〜」。あと、高岡奈央さんの歌をネタに「ハタチを過ぎたらいっぱしの大人、まずはゴハンを食べなさい、...ん〜痛いところつきますね〜」。お客さん大ウケ。なんとなく雰囲気は寿[kotobuki]のなびぃさんに近いけど、もっとほわ〜っとした感じ。さっそく会場でCD『153.7』と『唄波』を入手したが、『153.7』にディジュリドゥ奏者のGOROさんが参加していて驚く。また、『唄波』の数曲で三線の音が聞こえたので誰かと思いきや、TINGALAのゲレン大嶋さん。ん〜、いろんなとこでつながってるんだなぁ。

この日のラストは長谷川都さん。CDは以前から聴いていたが、ナマで聴くのは初めて(たぶん)。昨年10月に体調不良のため活動休止という話だったが、フリーになって今年2月からライブを再開し、以後精力的に活動しているよう。今日のサポートは笑顔の明るいギターの石崎さんと、渋いベースの中村さん。長谷川さんいわく「浜松町ってジャズなイメージ」(強引?)だそうで、渋めにスイングする「ミルク」がなかなかGood。とっても楽しそうに歌っているのが好印象。全身から、歌がスキだ〜というオーラが出ている歌い手は、本当に聴いてて気持ちいい。

次回のウタノチカラは4/11で出演者は、ソラリズム、井関由有子、[ma]、高岡奈央ほか。長野在住の2人組[ma]が特に聴きたいんだけど、この日は札幌なんだよなあ。残念。

Posted by nonkar at 12:45 | Comments (1)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月20日

産業化する野蛮...

「何故に人類は、真に人間的な状態に踏み入っていく代わりに、一種の新しい野蛮状態へ落ち込んでいくのか。」(ホルクハイマー=アドルノ『啓蒙の弁証法』)

「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である」(アドルノ『プリズメン』)

Posted by nonkar at 21:38 | Comments (5)
Category : 身辺雑記

2003年03月19日

サインボーカルユニット「アツキヨ」

「疲れた体を薬で癒すのがマツキヨ。疲れた心を歌とパフォーマンスで癒すのがアツキヨ。」

Posted by nonkar at 12:47 | Comments (18)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月18日

トロと旅する

今週は沖縄ニャ。(フジTV系列で朝7:50頃)

Posted by nonkar at 08:02 | Comments (10)
Category : MEDIA WATCH(沖縄奄美関係)

2003年03月17日

RIKKI in 吉祥寺Star Pine's Cafe

3/16、吉祥寺スタパでRIKKIワンマンライヴ。

会場は3ヶ月ぶりのワンマンとあって、ぎゅうぎゅうの満員。ステージは、シマウタを現代風にRemixした曲でスタート。いつもながらのRIKKIの透き通った声と、ゆったり漂うような踊りに見とれる。特に手の動きがなんとも妖艶。おなじみの「糸繰り節」も新鮮なアレンジで聴かせる。一気に3曲やって今日初めてのご挨拶。「皆さん、3ヶ月ぶりですね。このStar Pine's Cafeでは2年ぶりでしょうか」。

今回はアルバム『シマウタTRICKLES』『蜜』『カナリア』から万遍なく曲を選んだ構成。「東崎」「掌」「月に咲く花」「初恋のいた場所」「素敵だね」「むちゃ加那」などなど、ちょっと懐かしい曲もいろいろ聴くことができた。しかし、特に驚いたのがデビュー当時の「祝(Iwaigutsu)」を歌ってくれたこと。うわー、なつかしすぎる〜と鳥肌モノ。

RIKKIのライブを初めて観たのはまだデビュー1年目の某大の大学祭。このときの観客は広い体育館にわずか20名ほど(しかもほとんど大学祭関係者)。シマウタを聴けるかなという薄い期待があったので、バックに女性ダンサー2人を従えての不思議な雰囲気のステージにはかなり面食らった記憶がある(もちろんシマウタは全然なし)。そんな当時のことを思い出しながら聴いていた。

ところで、休憩をはさんでの後半ステージの冒頭で、RIKKIが鼻をこすりながら「最近、鼻がかゆいんですよ。もし花粉症ならショックですね」と語る。奄美の自然のなかで育った自分がなるはずがないと思っていたそうで本当にイヤそう。

また、最近奄美のお母さんの店「スナック・リッキ」(笑)にファンがときどき訪ねてくるらしく、「母は大ボラふきなので聞いた話を本気にしないでくださいね」とのこと。なんのこっちゃ。今度奄美に行ったらじっくり話を聞いてこよっと。

今年は春以降に「エイジアン・ファンタジー・オーケストラ」(仙波清彦さん、金子飛鳥さんら多数の音楽家が参加)に参加してアジア諸国をまわる予定とのこと。次回のワンマンライヴはその前後になるらしい。また、まもなく3/19にシングル「からたち野道/朱鷺-トキ」(RIKKI+宮沢和史)がリリースされる。

今回のサポートメンバーは、菅原弘明(g)、鶴来正基(pf, sax)、河野道生(drs)、菊池雅晃(b)。鶴来さんがピアノにサックスにと活躍し注目を浴びていた。あと、RIKKIと菅原さんの掛け合いがなかなかビミョーで受けていた(ところで菅原弘明さんといえばFing-Tongの今後の予定はいったい?)。

Posted by nonkar at 12:59 | Comments (1)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月16日

navy & ivory in 渋谷7th floor

3/15、山形で大人気のバラードユニット「navy & ivory」のライヴを見に渋谷7th floorへ。宮古島出身の下地正晃さん(ヴォーカル)と島根出身の吾郷三木生さん(キーボード)の2人組。もともと東京で活動していたが、2001年に山形ラジオでオリジナル曲「指輪」が放送されたところ大反響となり、山形の各種イベントで引っ張りだこ状態に。3/25に初の全国流通となるミニアルバムCD「アカイイト」をリリース予定で、今回はいわばレコ発(プレ?)東京凱旋ライブ。

会場は立ち見が出るほどの盛況ぶり(男女比4:6)。何年も応援してきた東京の友人知人や、山形から駆けつけたファンなどで会場に熱気が充満。オープニングアクトはクロスオーバーというユニット(女性ボーカル&男性ギター)。ブルージーかつソウルフルなボーカルが魅力的。池袋で路上ライブをしていたときに下地氏に声をかけられて知り合いになったそうだ。

そしていよいよnavy & ivoryの出番。なんだかちょっと緊張気味か。いつものようにユニゾンの挨拶「今日は来ていただきありがとうございました」で始まるが、最後の「ました」の部分がいまいちあわず照れ笑い。

曲は「NEWS」「キーホルダー」と続き、卒業の季節と言うことで「卒業写真」(ユーミン)を。吾郷氏いわく「私が作った卒業の歌もあるのに、どうしても卒業写真歌うっていうんですよ」と下地氏にツッコミ。とはいえ下地氏の情感ある声が、おなじみの「卒業写真」を新鮮な情景の浮かぶ歌に聴かせてくれてナットク。

彼らの代表曲「指輪」もやはり素晴らしい。結婚式当日に彼女に想いを語るというシチュエーションの歌で、特にラストが感動的。聴きながら涙を流すお客さん多数。かくいう私も不覚にも目頭が熱くなってしまった。

彼らの歌はいわば普段着のバラード。リアルな日常のなかの恋愛模様を描いた歌が秀逸。曲作りをほとんど担当している吾郷氏と、その歌を情感たっぷりに歌い上げる下地氏とのコンビは、なかなかイケている。歌だけでなく漫才のようなMCも聴きどころ。ハズすことも多いが(笑)。

アンコールはお客さんのリクエストで「最愛」を。ところが途中で感極まって歌えなくなってしまう下地氏。すると、応援するようにファンたちが合唱する。最後の挨拶では吾郷氏も涙声。上京して苦節10年、ついにレーベルを通しての念願のCDリリースと言うことでファンも暖かい拍手を贈っていた。次回の東京ライブは4/4に同じ7th floorにて。(ちなみに今日のライブ直前にFMチャンプラに電話出演していたらしい。今度チャンプラの比嘉さんに確かめてみよっと。)

Posted by nonkar at 22:35 | Comments (9)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月15日

京阪GIRL in 渋谷ON AIR WEST

3/15、今日はライヴ2つをハシゴ。まずは渋谷ON AIR WESTでの「NTT DoCoMo M-stage music presents "COMMUNE" LIVE Vol. 02」という長ったらしい名前のイベントへ。これはFM局J-WAVEの番組招待イベントで、3組のバンド(DMBQ、RUDE BONES、京阪ガール)が出演。司会はちわきまゆみサン(なつかしー)。トップバッターはお目当ての関西在住バンド、京阪ガール。

京阪ガールは、京都出身女子高生ユカリン(ベース)と大阪出身ゴルフ場受付嬢マリリン(ギター)のツインボーカルユニット。とにかく勢いがあっていま注目を浴びているのだが、今回もいきなり「うる星やつら」のテーマソングで始まってキワモノ感漂うヤバいステージに。羽織袴と着物という衣装もあいまって、京阪ガール初体験の東京オーディエンスにはどんなファーストインプレッションを与えたのか気になってしまう。

後半は「ロマンチック・ベイベー」とか、京阪電車のテーマソングになるという(ユカリン談、マリリン否定)新曲など、なかなか聴かせてくれた。まだまだ発展途上中で、まだまだ青天井状態という感じ。今後に期待。次回の東京ライヴは夏頃には、とのこと。

というわけで、ライヴをハシゴするため、京阪ガールを見終わって早々に会場をあとにする。次は同じビルの7階にある7th floorでnavy & ivoryのライヴ。開場までまだ時間があったので、渋谷タワレコに久しぶりに行ったのが運の尽き。インディーズCDを買いまくってしまった。今月の生活もピンチ。

Posted by nonkar at 23:40 | Comments (5)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月14日

nino trinca in 渋谷7th floor

3/14、渋谷7th floorでニーノトリンカのライヴ。ニーノトリンカは、ピアノ、ヴァイオリン、ドラム、アコーディオンなどの実力派メンバーがそろったイタリアーノかつシャンゼリーゼな香り漂う(?)ユニット。ジプシー楽団のように底抜けに楽しくスウィングする音を聴かせてくれる。ボーカル角森氏の怪人的パフォーマンスも目が離せない。

今回もあいかわらずテンションの高いステージ。マエストロ上田禎氏の弾けるピアノとこだまする奇声。赤い衣装のHONZIのバイオリンもいつにもましてスウィング。彼らを見ていると、音楽できるひとっていいなあと心底思ってしまう。自分たちも楽しみ、聴く人をもたっぷり楽しませてくれるニーノトリンカは、いまどき貴重なエンターテイナーだ。次回のライブは4/28初台DOORS。2ndアルバムもそろそろ発表とのこと。

Posted by nonkar at 23:10 | Comments (3)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月12日

伊波緑「Drive」

先月ハーベストファームのNさんからいただいた伊波緑さんのMDを聴く。伊波さんは3/20にアルバム「drive」をリリースするとのこと。もっと早く聴きたかったのだが、数年前にMDプレイヤーを壊して以来、MDを聴ける環境がなかったのである。で、これを機会に新品のポータブルプレイヤーを購入。やっと伊波さんのMDが聴けた。そしてハマった!

じつは伊波さんの歌を聴くのはこれが初めて。しかし1曲目からいきなりストライクゾーン。私が特に大好きなピアノ弾き語りじゃーないですか。最初に感じたのは、ちょっと少年っぽさもある声のかわいらしさ。でもそれに油断していると、ドキリとさせられるフレーズをポンポンとたたみこんでくる。ピュアな部分と達観している部分との落差が面白い。そしてピアノの弾けるような指裁きもとても小気味よい。

ハーベストファームのサイトに掲載されているインタビューによれば、本人は矢野顕子ファンだそうで、たしかにアッコちゃんが好きな人なら伊波さんの歌も気に入りそう。ピアノ1本で独特の世界を表現できる希有なアーティストと確信。5/2に吉祥寺のMANDALA2でライブがあるそうだ(あちゃー、その日は私は沖縄...)。

ところで東京のライブハウスではピアノの弾き語りはけっこう多いんだけど、沖縄ではあんまりいないような。県外からも何人か呼んで沖縄でアコースティックイベントやるのもいいかも。

伊波緑「drive」ジャケット

Posted by nonkar at 22:09 | Comments (3)
Category : LIVE REPORTS(沖縄奄美関係)

2003年03月10日

遠藤ミチロウ in 函館あうん堂

3/6〜9の間、函館に帰省。久しぶりに駅前あたりを散歩していたら、老舗のライブハウス「あうん堂ホール」玄関に「3/7遠藤ミチロウLIVE」の張り紙。これはなんたる偶然!喜んで開場を待つ。ちなみにこのあうん堂は、GLAY(函館出身)がまだ無名だった頃にライブしていた場所としても有名。屋根裏部屋のような質素な木造の空間がなんともいいムード。

開演19時半。立ち見が出るほど集まった観客の大半が20代の男性。君たち渋い趣味してるな〜とうれしくなる。タバコをくわえつつミチロウ登場!「お母さんいい加減あなたのことは忘れてしまいました」「JUST LIKE A BOY」「ガジュマル」「父よ、あなたはエラかった」などを熱唱。固唾をのんでミチロウのプレイを凝視する観客。この緊張感が心地よい。前半後半の2部構成だったが、前半後半とも2本用意していたギターの弦を両方切ってしまうほどのパワープレイだった。

途中のMCでは、「福島あたりからずっと雪が降っていた。北海道に渡れば晴れてる気がしたが、函館も雪。しかもみぞれ雪で驚いた。故郷もみぞれが多いので今日は親近感がわいた」「数年前にもここでやったとき、外で転んでカバンを壊し、急遽近くのカバン屋で安いのを買った。これが丈夫でいまも使ってます」などなど。

そういえば、あうん堂の楽屋は、ミチロウが全国ベスト3に数えるほど居心地がいいのだそうだ(ミチロウ著「音泉マップ」参照)。今度来るときは見てみたいなあ。

Posted by nonkar at 12:45 | Comments (5)
Category : LIVE REPORTS(沖縄以外)

2003年03月06日

アイヌ文様切手

病み上がりのカラダで高田馬場まで行き、ビルマ(≠ミャンマー)料理店で友人と食事。この友人はアイヌ出身で、最近のアイヌ関係の動向をいろいろ聞く。鬼籍にはいった人や、某組織のもめごとなど、悲しいニュースが多い。2月にアイヌ文様の切手が発売されていたとは知らなかった。加藤マチ子さんのデザインでなかなかグッド。

Posted by nonkar at 03:11 | Comments (8)
Category : 身辺雑記

2003年03月05日

宜野湾市長逮捕

県内基地移設の立役者タイホ...

Posted by nonkar at 12:59 | Comments (5)
Category : 沖縄いろいろ

2003年03月03日

倒れる

3/2、電車の中で倒れる。駅まで急いで走って電車に乗り込み、ちょっと息が上がったなあと思いつつドアに寄っかかっていたら、意識がもうろうとなりそのままバタン。一瞬、完全に意識が消える。

その後、まわりのひとに抱きかかえてもらい、渋谷でホームに降ろされるが、意識はもうろう。ただ、ホームが騒然としているのはわかった。消えそうになる意識と必死に格闘。これは夢なのか?夢であってほしい、と願いつつ数分ほど経ってようやく落ち着く。駅員さんが用意してくれた車椅子で駅事務室まで運ばれ、横になる。

原因は寝不足と栄養不足か?とりあえず近くの国立病院で検査することに。それにしても、こんな経験は初めてだったのでかなり動揺。酒でも意識をなくしたことなかったのになあ。

倒れてからまる1日経つが、「人生」というものを考えてしまう。んで、結論。やっぱり自分の好きなこと思いっきりやらないと!(そんな結論かよ)人間、いつなにがあるかホントにわかりません。

関係ないけど、渋谷駅で横になっていた事務室には、お客さんがひっきりなしに入ってくる。用件は、忘れ物の問い合わせ。携帯やらバッグやら毛布やらボールやらカードやら。かかってくる電話も忘れ物関係ばかり。さすが渋谷駅。駅員さんもご苦労様です。

Posted by nonkar at 20:21 | Comments (18)
Category : 身辺雑記

2003年03月01日

ビデオ「よねやうがみんしょうら!」

奄美の若手唄者せいぞろいのライヴビデオ「よねやうがみんしょうら!」が発売、ということで購入。これは、2002年6月22日に奄美のライブハウスASIVIで開催された「じゃばら祭り」の模様を収録したもの。出演は、山下聖子、肥後遊&肥後和、牧岡奈美、貴島康男、中孝介、マリカミズキ。収録時間は1時間超で2000円というお買い得価格。奄美にこれだけの実力派若手唄者が存在していることがなんとも愉快。みんなわりとラフな服装で唄ってるのも、自然体でいい感じ(女性陣はほとんどノースリーブだし)。気になったのは、最後の六調でお客さんがあんまり踊ってなかったこと。どうしたんだ地元民?!

Posted by nonkar at 23:06 | Comments (3)
Category : CD REVIEW(沖縄奄美関係)
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