月別ログ
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月別ログ 2003年02月27日マイケルジャクソンの真実え?子どもと一緒の部屋で寝ちゃダメなんだ。雑魚寝って言葉はアメリカにないのか?演劇やってたころなんか、よく朝まで作業したあと男女関係なく雑魚寝してたよな〜。それはともかく、「スリラー」がジョンランディス監督作品だと今回初めて知った。たしかにブルースブラザースと狼男アメリカンをミックスしたような...。マイケルジャクソンの公式ホームページでまるまるビデオが見れます(ら抜き警告出すなよATOK)。 2003年02月22日tomie in 下北沢4402/20、tomieさんのライブを聴きに下北沢440へ。tomieさんは群馬出身のギター弾き語りスト。ガラスのような高音域の声と、ガラスのように冷たく切り裂くような詞が魅力。ライブは昨年末以来なので、待ちに待ったという感じ。この日はナゼか他のライブがたくさんかちあっていたが、迷うことなくtomieさんを選ぶ。 「人生初のツーマンライブ」だそうで(いつもは3組以上の対バン)、今回はたっぷり1時間の持ち時間。しかもトリ(対バンはキーボード弾き語りのMIYUKIさん)。1曲目の「右手」はちょっと声がのびてない気がしたが、それ以後はいつもの張りのある高音がストレートに響いてくる。 初めて聴く新曲「逆光」も、やさしく切ない情景がまぶたに浮かぶいい歌。また、いつもシビれる「声」は今回も胸をえぐるように響いてくる。そしてラスト恒例のアカペラ「こいのうた」も、ホールのスミズミまで声がしみいるよう。改めて思うのは、冷たさと暖かさの同居したtomieさんの世界の深さ。この希有な感受性はどこから生まれたものなんだろう。 歌ったのは全12曲。いつもの倍で、本人にはフルマラソン並みだったらしい。しかし、聴くほうとしては、もっともっとtomieさんの世界にひたっていたかった。次回は、この日決まったという3/21浜松町JUNK BOX TOKYO BAY「ウタノチカラ」オープニングアクトとのこと。対バンは入日茜、長谷川都、高岡奈央などなど旬なアーティストぞろい。う〜む、これは転機になる可能性が!また、待望のCDも今年前半にはリリースらしい。ブレイク間近か?! 2003年02月18日佐渡山豊 in イガルースタジオ今回の沖縄滞在中にちょうど佐渡山さんがスタジオ録音するということで、その見学へ。場所をきくと、なんと胡屋十字路バス停前、FMチャンプラのななめ向かいとのこと。おっと、こんなとこにあったとは灯台もと暗し。1階がCD売り場で2階がスタジオとなっている。その名もイガルースタジオ。なかでは、佐渡山さん、ローリーさん、ノーリーさん(Percussion)が、和気あいあいな雰囲気でセッションの準備中。 今回の録音の目的は、5月のニューヨークライブのためのデモ音源作成。デモとはいっても真剣勝負。いつになく気合いがはいっている様子。ローリーもかなりノリノリで、間奏やエンディングのアイデアを積極的に提案。これがかなりイケている。家から父親譲りのウクレレも持参し、オモシロイ音がどんどん重なっていく。 ミキシングエンジニアはイガルースタジオの主、厚史さん。ParshaClubや、オレンジレンジなどの録音も手がけている。MacでProToolsを操るがデジタル派ではなく、アナログに並々ならぬこだわりがあるようだ。いま注目のバンドは「零戦」だそうで、新CDのマスターもほぼ完成らしい。 そしてその後4日かけて音源はついに完成。ん〜、いい感じな仕上がりに佐渡山さんも満足な様子。あまりにもデキがいいので、希望者に限定でゲリラ販売しようか検討中とのこと。さてさて。 2003年02月16日古謝美佐子 in 沖縄市民会館2/15、沖縄市民会館大ホールで古謝美佐子さんのチャリティコンサート「童神の世界」。古謝さんは近年、積極的に県内の障害者施設や老人ホームを慰問してまわっているそうで、今回のコンサートは、そんな障害者施設のひとつ「ゆいの郷」のデイサービスセンター建設のためのチャリティー企画。ステージの第一部は、「ゆいの郷」「石川学院」入居者による合同太鼓演舞で、総勢約40名の迫力ある連打に、観客も惜しみない拍手を送る。 古謝さんの登場は第二部から。開口一番「はじめてだからよ〜(沖縄で大きなホールで歌うのは)。どっきんどっきん、ばっこんばっこんしてるさ〜」とお客さんを笑わす。今日のサポートは、ダンナの佐原一哉さん(key, gt)と、アルバムにも参加した弦楽4重奏の4人。さらにゲストは元ネーネーズの宮里奈美子さん&比屋根幸乃さん、若手ホープの與那覇徹さん、という豪華メンバー。 前半のクライマックスは、なんといっても初代ネーネーズ3人がそろったステージ。「永良部シュンサミ」で3人の声が会場の隅々まで充満していくこの幸福感といったらもう...。古謝さんも「(また)結成するか!」と問題発言(笑)。 続いてシークレットゲストの桑江知子さんを客席から招く。って、おいおい、私の隣の席じゃん!全然気づきませんでした。どうりで花束持ってたわけだ。桑江さんは東京から自費で駆けつけたとのこと。意外にもデビュー曲の「私のハートはストップモーション」を歌ってくれる。横で古謝さんがおどけて踊ったりしてオモシロすぎ! 次に與那覇徹さん登場。じつは彼の父と古謝さんとは兄弟弟子の関係なのだそうだ。じゃあ、徹さんは甥っ子みたいなもんか。「今回の紅白出演者のなかでは、5本の指に入るいい男だそうです」とからかう佐原さんや古謝さんをさらりとかわし、ソロで「美童しまうた」を歌う。この曲も収録した彼の妹分の神谷千尋さんのアルバムが4/16リリースとさりげなく告知。 ここで、なにやらマイク前に台を置くスタッフ。そして古謝さんが「もうこんなに大きくなりました」と呼んだのは、「童神」のモデルのお孫さん、脩也君5歳(長女絵里奈さんの長男)。手話付きで「島人ぬ宝」を歌う。「メインは手話ですから(笑)」と古謝さんがいうように、音程ははずれっぱなし(笑)。でも、最後まで同時手話つきで歌い通したのは立派。 そして、さらに高い台が用意され、登場したのは名嘉かずね(はじめ?)ちゃん4歳。民謡一家の名嘉常安さんの長女とのこと。「恋ぬ初み」を歌うが、おおー、上手!客席からも思わず拍手が!これに気をよくしたのか、ラストの「ちゃ〜すがや〜...」が無限リプレイ状態!しまいには佐原さんも演奏をやめ、アカペラになってもまだまだ歌う。いや〜、もう脱帽。将来が楽しみ。 そのほか、チーフタンズと一緒にアジアを回ったときに歌った「ポメロイ山」や、おなじみ「天架ける橋」「サーサー節」「じんとーよーワルツ」など。ソロで宮里奈美子さんは「恋ぬ花咲かしや節」、比屋根幸乃さんは「ハーリヌヨイ」。 アンコールでは客席からの要望で「童神」。アンコール前にも歌ったのだが、お客さんからのたくさんの花束を受け取るのにおおわらわだったということで、落ち着いてもう1回。やっぱり何度聴いてもイイ。泣ける。古謝さん以外これ歌っちゃダメと思ってしまうよな〜。ちなみに「ライブで同じ曲を2回歌うのは初めて」とのこと。続いて懐かしさ漂う「家路」。これもグッとくる。 そして本当に最後のフィナーレを迎える。第一部の「ゆいの郷」「石川学院」の太鼓メンバーも呼び寄せ、今日の出演者全員で「豊年音頭」を歌い踊り、最後は「花」を大合唱。始終あたたかい雰囲気に包まれたコンサートで、お客さんも大満足だったはず。それにしても、みぃこネーネー、カワイすぎです。 2003年02月15日ちえみジョーンズ in 那覇くもじパレット2/14、那覇パレットくもじ前特設ステージでバレンタインライブ(無料)。出演はちえみジョーンズとしゃかり。お目当てのちえみさんは1番手で、今回はDr、Bsサポート付きのバンド編成。独特のユニセックスな声がいつもながらに魅力的。 バレンタインということで、1曲目はシアワセな甘いケーキの歌「絵に描いたシアワセ」。そっか、こんなピッタリな曲があったよな〜とひとりナットク。続けてカバー曲「ケンとメリー〜愛と風のように」。ちえみさんの声のチカラで、切なさの混じった風がひゅうっと通り過ぎていくのを感じる。続けて「ここにいるよ」「ブルー」など。「ブルー」も最近お気に入りの歌。透明なブルーのなかで、やさしく切なく漂うような感覚になる。 そんな名曲たちとのイメージギャップが激しい(?)妙な間合いのMCも健在。「バレンタイン...。あの頃はチョコあげたり楽しかったな〜。.....あ!いまも楽しいですけどね!」。ん〜、ビミョー。 2番手は、しゃかり。いつもの千秋さん、かんなりさん、まさるさんに加えて、最近ほとんど毎回サポートしてるらしい新垣かつしさん(Kb)。この新垣さんは「マザーアース」としてニューCDを先日発表しているが、実は以前ちえみさんと同時に沖縄セルラーCM曲コンテストに入賞したんだそうな。現在は県内でのCM作曲などで活躍中。 曲は「心の声」「さらさら」「月の滴」「空の風」「歩き出してみたら」など。伸びがあって開放感たっぷりの美しい歌声に聞き惚れる。さすが。去年はライブ中心だったが、今年は若干ライブを抑え、サードアルバムのリリースを目指すとのこと。そういえば最近CD出していなかったかも。ちゅらいみのマネジメントが忙しかったんだろうか。 会場は野外特設ステージということで、立ち止まって聴いていく買い物客も多かったが、それでもアーティストの実力を考えれば少なすぎてもったいない。東京のファンが知ったら泣くぞー。 帰りは、ちえみさんとキーポンさんの車で胡屋十字路まで送ってもらう。まだイガルースタジオで録音中のはずの佐渡山さんとローリーさんに会ってもらおうと案内するも、ローリーさんはすでにお帰りで残念...。 2003年02月12日こどもの里(大阪西成)2/9夜9時、NHKスペシャル「こども・輝けいのち」を見る。最初は何気なくテレビをつけたのだが、画面に映る子どもたちから目が離せなくなってしまう。大阪西成区、通称「釜が崎」の一角にある「こどもの里」。そこは、さまざまな事情で親が面倒を見れなくなった子どもたちが共同生活をし、やがて自立して出ていく場。番組では、そこで暮らす3人の子どもたちに焦点を当て、それぞれの1年間を追っていた。 さまざまな理由で酒におぼれてしまった親。しかし葛藤しつつもその親を愛し、ハンパじゃない努力をして親や兄弟とともに生活していくことを選択する子どもたちの姿に打ちのめされる。「こどもの里」は、つい1ヶ月前に佐渡山さんの炊き出しライブがおこなわれた場所のすぐ近く。結局、自分はあの街をただ通り過ぎてきただけに過ぎないことを思い知らされる。 2003年02月11日マリカミズキ「シマウタブンブン」奄美の島唄若手ユニット「マリカミズキ」のニューアルバムを入手。これが、すごいのなんの。企画コンセプトからしてブッ飛び。シマウタとガムランとのコラボ。なんだそりゃ!ところがこれがまた聴いてビックリ。すげー、いい!ライナーノートによれば、現地(バリ島)に行ってほとんど準備なしのセッションで野外録音したらしい。そのため、バックには虫やニワトリや犬の鳴き声が。虫はともかく犬って?! しかも吠えてる!それもまた、臨場感があってよし! それにしても、ガムランの伴奏で「糸繰り節」やるなんて誰が想像できようか。「しわ(心配)じゃー、しわじゃー」。いや、全然心配しなくてオッケーでした。でも聴いてみないとこの不思議な魅力はわからないので、必聴。ちなみにタイトルにある「ブンブン」とは、竹ガムランのアンサンブル形態「ジョゲッ・ブンブン」のことで、未婚の男女が楽しく踊るための音楽なのだそうだ。現地録音のエンジニアには、公務員エッセイストとしても有名な宮里千里氏(おっ!)。ボーカルで中孝介も参加(おおっ!)。(製作:JABARA RECORDS) 2003年02月08日拝郷メイコ in 渋谷BOXX2/7、渋谷BOXXで「拝郷メイコワンマンライブ〜メロディ」。拝郷(はいごう)さんは、私が2001年に出会ったなかで最も強烈なインパクトを感じたギター弾き語りのアーティスト(ん?昨日と同じ書き出し...)。今回は久しぶりのバンド編成のワンマンライブ。会場は思いっきり満員で、観るたびにファンがどんどん増えているのがわかる。それでも本人の実力からすれば、まだまだ全然少ないし知名度も低すぎると感じるのはひいき目か? 個人的に今回のベストは、弾き語りバージョンでやった「僕に降る雪」。昔のことを思い出して泣ける。同じく弾き語りでやった新曲「いいこ」も、ピュアではかなげで心にしみいる。そしてアンコールでマイクなしのナマ声で聴かせてくれた「メロディ」も鳥肌もの。やはり彼女の原点は弾き語りだ。 ちなみに、拝郷さんと沖縄とは何の関係もないかなと思っていたが、意外な接点が。じつは彼女は、デビュー前に石嶺聡子さんに詞を提供しているのだ(拝郷芽衣子名義)。「バイバイ」という曲で、石嶺さんのアルバム「Ballad Song Collection」に収録されている。拝郷さんのデビュー曲「トマトスープ」とモチーフが近く、あわせて聴くとまた感慨深いものが。 ところで今回、ライブの中盤で抽選会があったのだが、拝郷さんが読み上げた当選者3名のなかに自分の名前が!これは恥ずかしすぎる!おまえ、いったいナニモノ?!...みたいな。んで特典として、しっかりライブのあと拝郷さんと記念撮影してもらったのだった。も〜、トシ考えろよな...自分。 2003年02月07日田中眞紀子 in 青い部屋2/6、渋谷の「青い部屋」で田中眞紀子さんのライブ。田中さんは、私が2002年に出会ったなかで最も強烈なインパクトを感じたピアノ弾き語りのアーティスト。今回はちょっと趣向を変え、弾き語りを始めた頃の歌を中心に選んだとのこと。最初は「ライブハウス=不良が行く場所」と思っていたそうで、ワザとワルぶった歌を作っていたそうだ。「愛してやるさ」もまさにそんな感じだが、歌が始まるとともに独特の空気で「青い部屋」を包み込んでしまうのが、さすがにアーティスト田中眞紀子。そして今回の圧巻はやはり「ブルース・シンガー」。言葉がぐぐっと胸に突き刺さってくる。痛いな、もう。この歌を作曲したきっかけは、勤めていた会社がバブル崩壊時に倒産し、その幹部達の哀れな姿を見てしまったこととのこと。あー、自分も魂が腐っちまう前に行動を起こさないと。次回のライブは2/27、3/26渋谷アピア。 2003年02月04日「僕のスウィング」2/3、渋谷シネマライズで映画「僕のスウィング」を見る。フランス人の少年とロマ(ジプシー)民族の少女との淡い恋物語。全編に流れるジプシー音楽(マヌーシュ・スウィング)がたまらない。少年にギターを教える先生役のチャボロ・シュミットの演奏に釘付け。まさにスウィングするギター。しかし、この陽気な音楽の流れるなかで、断片的にロマの厳しい現実が描かれる。ストーリー自体はシンプルなものの、スクリーン上に映し出された様々なシーンが、見終わった後からじわじわと無言のメッセージを語りかけてくる映画。「アンダーグラウンド」(エミール・クストリッツァ監督)の「動」に対して、「僕のスウィング」は「静」といったところか。サントラ買ってしまった(早くも今月財政ピンチ!)。 2003年02月03日Jake Shimabukuro「Skyline」ハワイ出身&在住のウクレレ奏者ジェイク島袋の2ndミニアルバム「Skyline」。2002年11月リリースで、いまさらながら聴いてみる。いやこれがなかなかGood!ウクレレと聞いてあなどってはイケナイ!(スイマセン、私はあなどってました...)これが、ものすごく繊細かつ大胆で表現豊かでキモチいい!先月「めざましテレビ」のハワイ特集で出ていたらしいが、そんな朝早くに起きれるわけナシ! 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