2003年01月27日

●太田美帆、森田照史 in 代官山クラシックス

1/26、一年ぶりに太田美帆さんのライブを見に代官山へ。太田さんは以前、2人組のSus4というユニットで聖歌をベースにした心地よいハーモニーの歌を発表していた。一般的には「おじゃる丸」のエンディングテーマ「プリン賛歌」が有名。その後、ソロになってからも聖歌っぽい歌が多かったが、なんとこの一年は三線教室に通い奄美の島唄を勉強中とのこと。こりゃ聴きに行くしかないでしょう!

今回はその三線教室を主宰している森田照史さんがライブ中盤に参加。森田さんは名瀬市出身だが、ルーツは笠利町喜瀬で唄者の親戚が多く、幼少から鍛えられていたそうだ。森田さんの三線とお囃子にあわせ「正月ぎん節」「よいすら節」などを披露。高音部の響きが聖歌と島唄で通じるものがあるようだ。森田さんも単独で2曲唄う。ナマで聴くのは初めてだが声量がすごい。

後半は強烈なパーカッションのリズムにのって、みずからもトーキングドラム化したような太田さんの声が会場を満たす。モンゴルのホーミーのような倍音の響きを感じ、ちょっとびっくり。おそらく、この1年でさまざまな民族音楽を体験し、吸収できるように挑戦してきたのではないだろうか。この冒険がより豊かな実を結ぶよう期待したい。次回のライブは、2/16銀座(売切れ)、3/29表参道FABとのこと。

Posted by nonkar at 2003年01月27日 12:43
コメント
コメントしてください




保存しますか?