2003年02月22日

●tomie in 下北沢440

2/20、tomieさんのライブを聴きに下北沢440へ。tomieさんは群馬出身のギター弾き語りスト。ガラスのような高音域の声と、ガラスのように冷たく切り裂くような詞が魅力。ライブは昨年末以来なので、待ちに待ったという感じ。この日はナゼか他のライブがたくさんかちあっていたが、迷うことなくtomieさんを選ぶ。

「人生初のツーマンライブ」だそうで(いつもは3組以上の対バン)、今回はたっぷり1時間の持ち時間。しかもトリ(対バンはキーボード弾き語りのMIYUKIさん)。1曲目の「右手」はちょっと声がのびてない気がしたが、それ以後はいつもの張りのある高音がストレートに響いてくる。

初めて聴く新曲「逆光」も、やさしく切ない情景がまぶたに浮かぶいい歌。また、いつもシビれる「声」は今回も胸をえぐるように響いてくる。そしてラスト恒例のアカペラ「こいのうた」も、ホールのスミズミまで声がしみいるよう。改めて思うのは、冷たさと暖かさの同居したtomieさんの世界の深さ。この希有な感受性はどこから生まれたものなんだろう。

歌ったのは全12曲。いつもの倍で、本人にはフルマラソン並みだったらしい。しかし、聴くほうとしては、もっともっとtomieさんの世界にひたっていたかった。次回は、この日決まったという3/21浜松町JUNK BOX TOKYO BAY「ウタノチカラ」オープニングアクトとのこと。対バンは入日茜、長谷川都、高岡奈央などなど旬なアーティストぞろい。う〜む、これは転機になる可能性が!また、待望のCDも今年前半にはリリースらしい。ブレイク間近か?!

Posted by nonkar at 2003年02月22日 20:54
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