2002年12月07日

●BLEACH、SKAYMATES、EAST WOMAN in 浜松町CLUB JUNK BOX

12/6、浜松町CLUB JUNK BOXにて東京では4ヶ月ぶりのBLEACHのライヴ。対バンは4組で、出演順にロリータ18号、EAST WOMAN、BLEACH、NANANINE、SKAYMATESというラインナップ。沖縄勢は3組登場。

1番手がベテランのロリータ18号とは意外!客席から「みそじ〜」の声。もうボーカルのマサヨさんも三十路を迎えたらしい。だがテンションは上がりっぱなし。「パンク・ロックだぜ〜」という叫びはあいかわらずだ。へんてこで元気いっぱいの「大人体操」がなかなかよい。

続いては沖縄勢第1弾のEAST WOMAN。初見。なぜかメンバーの一人(メカルゴウ?)が「鼻水人」(ノーズウォーター)のTシャツ。「きょうは沖縄のバンドもたくさん出ててウレシイです」。ボーカル(メカルジン)はカツゼツがいいせいか、エレキやドラムに負けずよく声が通る。バラードっぽい歌に合いそうな声質かも。なにげにハートのいいヤツらという印象。

そして本日のお目当て、BLEACH登場!しょっぱなからスケがキレるキレる!カンナも1曲目で弦を切っちまうし、スタートから全力ダッシュ!3人(本日最少人数)なのにステージが狭い、狭すぎる。スケが何度もマイクにぶち当るわ、しまいにはぶっ倒すわで、スタッフがあわてて飛び出すこと数回。やはりこの迫力は唯一無二!突き抜けている!プログレって呼んでもいいですか?!

MCはサユリ担当。「東京の寒さをナメてました。沖縄は昼間はまだ半袖です」「4ヶ月ぶりの東京ライブです。おカネがなくて...。」など。なんだか普通っぽい話が逆に面白い。話の途中でスケに同意をもとめるも、聞いちゃいねえよ(おいおい)。とにもかくにも、この奇跡的で絶妙な3人のバランスは無敵だ。そして今回改めて痛感したのが、ライヴあってこそのBLEACHということ。CDでは魅力の10分の1も伝わらない(5枚持ってるけど)。というわけで、次回の東京ライヴ決定を震えて待つ!

NANANINEは、さすがに地元東京だけに女の子ファンが一番多かったか。

トリはSKAYMATE'S。メンバーはレギュラー9人。前列4人がホーンセクション。なんかこう、肩のチカラが抜けてて、自然体で楽しげでいいなあ。曲によってピアニカや三板も登場。長い東京ツアー中だそうで「すっかり東京人です。なまってますね、すいません」。いや、あやまらなくても。ンチャンチャ、ンチャンチャというスカ系のリズムと音が案外まったりしてて気持ちいい。レゲエ感たっぷりでこれぞ正統派スカといえそう。個人的には、洗練されすぎた都会派のスカパラよりもこっちのほうがスキかも。

ちなみに今回の会場のCLUB JUNK BOXは今年できたばかりで、実は新潟に本拠を持つ会社。新潟、仙台、長野に次いで、ついに東京に進出してきたハコだ。アーティストのプロモ活動もやっていて、新潟在住のシンガーソングライター高岡奈央を目下売り出し中。こういう地方在住のアーティストってつい応援したくなってしまうのだった。

Posted by nonkar at 2002年12月07日 07:25
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