2003年03月31日

●佐渡山豊 in 西表島上原集会所

3/29夜、西表島上原で佐渡山豊さんのライヴ。今回は入場料500円で高校生以下は無料!会場は港のすぐそばにある多目的集会所。陽が落ちた頃から、徐々にお客さんが集まりはじめる。

この時期、西表島の各集落では引越や自治会の総会があったりして忙しいようだが、それでも50名以上のお客さんが集まった。高校生以下無料ということもあり、小学生からおばあちゃんまで幅広い客層。なかには、たまたま関西から旅行に来ていて、ついさっき宿でライヴを知り駆けつけたひとも。

「優しい風」でライヴスタート。2曲目の「アラスカ」のあと、歌詞のなかに出てくる佐渡山さんの娘、桃子さんの話題。「娘のほうがしっかりしてまして、いまでは娘が我が家の代表取締役、私は代表戸締まり役...」。

続いて「芦屋無頼」「十九の春」「海どろぼう」「風に吹かれて」「Rambling Man」「紙の上」等と続く。中盤で久しぶりにナマで聴く「行雲流水」。今回西表島に来て感じるものがあり、急に歌いたくなったそうだ。

「ひまわり」では、歌う前に「この歌は心臓に悪くて、以前老人ホームで歌ったときは(...自粛)、でも上原のひとは心臓が強いから大丈夫ですね」。その激しい歌の後は、一変して静かで甘いラブソング「おいでよボクのベッドに」。このあたりの対照的な構成が面白い。

そのほか、「生きているから」「Japan Crisis」「Be堕天使」など。終盤は「No More Rain」、そしトラストの「ドュチュイムニイ」。今回の「ドュチュイムニイ」は、いつにもまして長い!いつもなら、途中でお客に歌ってもらったりと遊びの部分もはいるのだが、今回はただひたすらスタンダードに歌い続けている感じで、これもまた新鮮。だんだんとリズムが早まるとともに、より力強く紡ぎ出されてくる言葉が、じわじわと身体にしみいってくる。効くな〜。アンコールは、「しゃぼん玉」と「ナイフを捨てろよ!」。

ライブ後は集会所のなかで打ち上げ。今回の主催者ダイビングスクールプレコのIさんと佐渡山さんを囲んで談笑。同席していた元大工のAさんは、Iさんとは長いつきあいだそうだが、お互いに佐渡山ファンということを今日初めて知ったらしい。Aさんは家からLPを持ってきてサインをしてもらっていた。そんなハプニングもライブあってこそ。今後も佐渡山さんには、いろいろな場所でライブをやってほしいなあと思うのだった。

  

Posted by nonkar at 2003年03月31日 23:34
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