2004年04月14日

●照屋実穂 at 吉祥寺MANDA-LA2

4/13、吉祥寺MANDA-LA2で照屋実穂さんのライブ。去年のSONY PLAYERS AUDITIONに照屋さんがエントリーしていて知ったのだが、今日やっと生のライブを見ることができた。対バンは、ノラオンナさん、真実人さん。

一番手はノラオンナさん。ウクレレ弾き語り。
1. フェリシティ
2. パンをひとつ
「ここでは、5年ぐらいやってます。この場所が好きなので。2曲目の歌は昨年の松たか子さんのアルバムに収録されました。今日は古い歌を中心に。カツゼツをよくするのが今年の課題です。」
3. バニラのレイプ
4. やさしさの出口で
5. たばこ
6. Sleeping Boy
「来週4/21にデビューのミニアルバム『少しおとなになりなさい』が発売されます。」
7. 少しおとなになりなさい
8. やさしいひと
9. 流れ星

2番手は真実人さん。ピアノ弾き語り。高音域の声を生かしたバラードが中心。
1. 夜
2. 悲しきヴォカリーズ
3. Lipstick
4. 上弦の月
5. 麝香
6. 恋。恋。恋。
(曲名はアンケート用紙より)

トリは照屋実穂さん。ピアノ弾き語り。
1. 行き先
2. 表通りの午後には
「いま売っているミニアルバム(CD-R)のジャケットは中学の同級生が描いてくれてます。なかの写真は大学の同級生に撮ってもらってます。」
3. 雨のことば
4. 夕暮れ
「なんだか今日は緊張しています。「自転車飛ばして」は以前コロボックルというバンドをやっていたときの曲です。」
5. It's only a paper moon(カバー)
6. 自転車飛ばして
「去年、紅葉の時期に見た駒込の六義園のライトアップがきれいでした。それを曲にしようとず〜っとやってたのですが、今日やってみます。タイトルはまだついてません。」
7. (タイトル未定)
8. 旅路
「去年8月に佐渡島のお寺でライブをやりました。そのとき録音した曲「夏の日」をCDに入れてます。蝉の声や自然の音がわかると思います。」
9. 夏の日

軽快なピアノの指裁きと、透き通った美しい声が心地よい。彼女の表現しようとする世界がすっと胸に響いてくる。なかでも「行き先」は、短い曲ながら寓話のような深さが感じられ、しばらく余韻が残った曲だった。ほかの歌も、わざとらしいカタカナ語に頼ることなく、平易なことばの組み合わせでしっかりと世界を表現していることに魅力を感じた。その素直な才能が今後どう伸びていくか、とても楽しみ。ちなみに、照屋さん自身は東京出身で、お父さんが沖縄出身とのこと。

帰りの京王井の頭線で、ふと気付くと真向かいの席にノラオンナさんが!ビックリどっきり。

Posted by nonkar at 2004年04月14日 04:35
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