2004年06月28日

●田中眞紀子 at お茶の水労音会館

6/26、お茶の水労音会館で田中眞紀子さんのライブ。

01. 私のかさ
02. 愛してやるさ
03. らせん階段
04. ヒーロー
05. 指輪物語
「先月末から体調が悪くなって、やずやの黒酢を飲み始めたらかなりイケてます。夏が苦手で「夏はきらい」という歌もカッコつけて作りましたが、今日はこんなに暑いと思ってなかったので歌いません(笑)」
06. 1分の魔法
07. ハルノジダイ
「昨年1年間で2曲しか作れませんでした。そのうちの1曲は、これから年を重ねていく自分の悩みを歌にしてみたんですけども、1部の最後に聴いてください。」
08. Tシャツ
(休憩)

「誰が来てるのかと1部で思ってたんですが、知ってる人が来てることがわかりました(笑)。あ、ちょっと1分待ってもらえます?(と楽屋に戻ってごそごそ)。」
09. 未明
10. 夜の時代
「古い歌を歌うと、ああ、ときどき古い歌も虫干ししてあげないとと思います。次の曲は10年歌い続けてるくせにわりと苦手です」
11. 死んじまいたい
12. はしばみ色の恋
「昨年亡くなったアピアのママはひとことが凄く重くて、そのひとことで2年ぐらい研究してしまう。南正人さんの歌を聴いて、私はまだまだ青いとママに言ったら、いいじゃない赤くなれば!と言われました。次の曲はママの言葉をタイトルにしました」
13. 朱になれ!
14. 米兵たちのイラク
15. 平和の国のNEEDS
E1. ?

現在の世の中の動きに呼応する歌詞の言葉ひとつひとつに揺さぶられる。ごく身近な生活の視点、時代を広く見渡すような高い視点、それぞれの場所へと往復をかさねながら人として大事なものを探すように聴くものを促す。拙速な解答を求める今の時代に、たくさんの人に聴いて欲しい歌だ。しかし、大切な歌だからこそ田中さんは自分の歌が安易に"流通"されることを拒んでいる(CD化しない)。やはりライブで五感を通して体験してこそ、田中さんの歌なのだ。そのポリシーを否定することは誰にもできない。

ところで、2部で明るいキレイな服に着替えて登場して、会場に歓声があがっていたりなんかして(笑)。

Posted by nonkar at 2004年06月28日 13:16
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