2003年04月26日

●しゃかり in コザClub Pati

4/25、コザのClub Patiでしゃかりのライヴ。「旅の花」と題したライヴツアー、今夜は沖縄第一弾ということで4ヶ月ぶりというバンドバージョンで登場。

ライヴ幕開けは、千秋さんのアカペラ(歌舞劇「南海のムリカ星」のオリジナル挿入歌)。もう、しょっぱなから千秋さんの伸びやかで透き通ったナマの声に震えてしまう。そして「願い」「」。「Patiはコーラスをやっていたディアマンテスのホームグラウンドということで、とっても楽しみにしていました。しゃかりとしてPatiでやるのは2回目です」。サポートはkey新垣雄(マザーアース)、bs西原英生、dr平良潤。

続いて「天川」「新しい私」「見上げれば」。そして一部ラストの曲は、千秋さんが役者に初挑戦し、かんなりさんが曲を担当したという歌舞劇「南海のムリカ星」の挿入歌「南海の群星」。これは夏に出るアルバムに収録するとのこと。

第二部は、しゃかりのレギュラーメンバーでスタート(新垣さん含む)。「ある人が調べてくれたんですが、しゃかりの歌全24曲のなかで、空という言葉が17曲34回、風が9曲中30回、月が8曲中18回出てきます。」ということで、月をテーマとした「きっと」。

ここで、CDを2枚紹介。一枚目は、新垣さんとかんなりさんが作ったCD「珊瑚抄」の第二弾「珊瑚抄2」。6/4にリリース予定で、先週レコーディングが終わったばかりとのこと。二枚目は、しゃかりと千秋さんのソロで参加したコンピレーションアルバム「琉球詩歌」。このなかで千秋さんはローリーの「特別な夏」「芭蕉布」が特にお気に入りとのこと。その「琉球詩歌」に収録された「永遠に響かせたなら」と「童神」(古謝美佐子さんのカバー、男性陣がコーラス)を続けて。

ここからバンドスタイルに戻り、スペシャルゲストとしてバイオリンの與那嶺理香さんを呼ぶ。新垣さんと與那嶺さんとで組んでいるユニットが「マザーアース」ということで、バンドも含めて2曲を演奏。

続いてしゃかりメドレー。「さらさら」「月のしずく」「」。歌い終わって千秋さん「気持ちイイ〜ッ!」。

次の「心の声」は、「言葉ではできなくても歌では私の心のうちを伝えられる」と思って出来た歌とのこと。「一緒に歌ってほしい」と千秋さんがリードをとって会場全員で大合唱。ラストは「歩き出してみたら」。

少しおいてアンコール。「よくライヴにクライアントの人が来ることがあるので、あ、盛り上がってるなと思ってもらうとお仕事も来るので(笑)、っていうのは冗談....半分ですが(笑)、皆さんに振り付けを用意しました。」ということで会場一体となって「風とともに」。続いてバラード「願い」でしっとりとシメ。

しかし、拍手と声援は止まず、ダブルアンコール。これは、メンバーも予想外だったらしく、準備不足でバンドでできる曲がない(前日4ヶ月ぶりに練習したらしい)とのことで、アンケートでも好評という「さらさら」と、「心の声」をもう一度。「これからも、みんなが元気になれる歌を作っていきたいと思います」。

今回は、後半バイオリンも加わって音の厚いライヴになったが、メンバーそれぞれの出す音がバランスよく出ていて、面白く聴かせてくれた。もちろん千秋さんの声も他の楽器に負けず、ときにはマイクなしで歌ってる場面もあって、改めてその声のチカラに感動。全然関係ないけど、勝さんは俳優の宇梶剛士に似てるな〜とふと思ったりして。

Posted by nonkar at 2003年04月26日 10:47
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