2003年04月27日

●伊波緑 in 浦添GROOVE

4/26、浦添GROOVEで伊波緑さんのライヴ。スタート予定時間を30分近く過ぎた頃、「お待たせしてすいません」と小柄な伊波さんがステージ登場。

1.終わりの季節
2.おいしい愛
3.マーキーマイラブ
4.ふたりのあさごはん
「この曲は、「一日に玄米四合と」のモデルの人がどんな朝ご飯を食べてるのかなーと思ってたときに、にしゆうこさんの詩に出会って作った曲です。歌ってるうちにこれはひとりぼっちの歌ではなく、夫婦の歌だったと思うようになりました。」
5.お台所でトントントン
「もう随分歌ってなかったので心配でした。」
6.?(わたしはうたーうー)
「昔はミネルバという名前でやってて、よくヘビメタと間違われました。間違ってきた人が、階段で猫が聴いていたと教えてくれた。」「こういう場で歌う前は、そこの安謝の埋立地でよく歌ってました。台風のとき、カップルがテトラポットにいて恐いものを見てしまったと思った。」
7.私は母です
8.いつも君に会いたい
「かれこれ7年経ちますがまだできてません。できるかな」
9.(ドロップ)
10.屋嘉の水田の稲
「329号線をずっといくと、6月の終わりにガードレールに稲を干しています。とてもさわやかな風景です。」
11.(ぼくの武器はアタマだ)
「みんなと一緒に四拍子でやってみたいと思います」「この歌のモデルはチョムスキーですね、と友人にいわれました。ちがうだろ〜(笑)。その人と一緒に東京でライヴやります。」
12.(阿弥陀様'87)
13.夏の言葉
14.愛について(友部正人)
15.M78
「東京でJokeboxというバンドをしている西里一茶雄さんの歌です。ヒーローは繊細な心をもっていてほしいと思います。」
16.銀の汽笛
「この歌を歌うと瓢鯰図を思い出します」
17.きみは
18.一日に玄米四合と
19.(海を遠く離れて)
20.drive
「自分がいいと思う歌が受けいれられて、今日みたいによく聴いてもらえると本当にうれしいです。」
21.(ぼくの家ときみの家)
「夜中かけて32km離れた恋人の家まで歩いていく話です。長い歌ですが、一緒に歩いていく気分で。」
「ここで一緒に過ごせるというのは、ここにいる人だけの特権だと思うんです。人として生まれたからには、やっぱりライヴだなと思います。皆さん、今日は本当にありがとうございました。」

アンコール1.はらりはらり
「5/3に長野のネオンホールでやるんですが、去年もそこでライヴしたときに次回やりますと約束した歌です。」

若干ミスタッチもあり、ステージ慣れしていない印象を受けたが、その歌の世界は唯一無二。弾けるピアノの音と、独特の伊波さんの歌声によって、くっきりとした情景が次々と広がっていく。楽しくもあり、切なくもあり、おかしくもあり、悲しくもあり...。その揺らぎのなかに身を任せていたら、あっという間に時間が過ぎてしまった。

なお、伊波さんは5/2に東京吉祥寺のMANDALA-2でライヴがあるので、関東近辺のひとは是非。たぶん、これ以外はしばらく東京ではライヴないはず。

GROOVEはソークワクチンのホームグラウンドということで、マスターに話を聞くと、マスターもいまイチオシとキッパリ。そして、もうひと組のオススメが「ピッピ隊」とのこと。そういえば、GET HAPPY RECORDSでも薦められたなあ。く〜、ライヴ見たい!

Posted by nonkar at 2003年04月27日 11:40
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