2003年10月09日

●双葉、神谷千尋ほか at 渋谷O-West

10/8、渋谷O-Westで、双葉、神谷千尋、拝郷メイコほか出演のイベント「水の音Vol.5」。いつもはスタンディングの会場に、パイプ椅子がずらっと並び、一瞬とまどった。

一番手は双葉。オープニングアクトという位置づけ。
1. アカバナー
2. 家までもうすぐ
たった2曲ながら、がんばりが伝わってくるステージは好印象。1曲目で、まりさんが手持ちのキーボードを弾いてたのが珍しかった。でも、なんか沖縄らしさを出そうとしているその衣装はちょっと似合わない気が...(ごめん)。

次はカン・ダヒョンさん。昨年末にメジャーデビュー(ワーナー)している韓国出身の歌姫。バンドスタイルで、パワフルな唄を聴かせてくれる。韓国では大人気だったそうだが、日本で心機一転ゼロからスタートしたそうな。幼少の頃から韓国民謡を習っていたそうで、今回披露してくれた民謡もさすがにホンモノの迫力だった。MCも気さくで明るい感じが出てて好印象。会場には女性のファンが多かったような。
1. ?
2. とまどいトワイライト
3. マザースカイ
4. はなうた(?,韓国民謡)
5. ?
6. 小さな花

次はmasumiさん。声がよく伸びててじっくりと聴かせてくれる。サポートは、藤原いくろうさん(p)と三國佳奈さん(vl)という、これまた実力派のふたり。
1. ?
2. KISS ME AGAIN
3. オリビアを聴きながら(杏里)
4. someone to watch over me(カバー)
5. めぐり逢い

いよいよ神谷千尋さん。Tシャツ&ジーンズのわりとラフな服装。
1. 美童しまうた
2. わらび時分
3. 津堅じんと〜よ〜
4. さがり花
5. 里ゆらり
6. 空よ海よ花よ太陽よ
カラオケだったのがちょっと残念。せっかく千尋さんがナマで三線を弾いてるのに、オケにも三線がはいっているので、フェイクのように見えてしまう。なまじ唄が上手いだけに、逆に唄もクチパクと思われてしまいそうで心配してしまった。でも3曲目の「津堅ジントーヨー」は、オケなしのナマ唄+三線で、しっかりと会場にホンモノの実力をアピールできた感じ。ラストの「空よ…」は、今回唯一の共通語の唄ということもあってか、客もじっくり聴き入っていたようで、いちだんと大きな拍手だった。今回のイベントは沖縄音楽ファンは少ないはずなので、純粋に千尋さんの唄に魅了された新たなファンを開拓できたのでは?

トリは拝郷メイコさん。神谷さんと拝郷さんが同じステージに立つとは、私にとってはウレシイ出来事。3ヶ月ぶりにナマで聴く拝郷さんの唄は、やっぱりジ〜ンときて思わず目頭が熱くなる。
1. ソイトゲヨウ
2. せかい
3. ゆうぐれ
4. メロディ
5. 家路
ラストの「家路」では、「ちょっと緊張しちゃうんでナマで唄っていいですか?」と、マイクなしのナマ声&アコギで歌う。くぅ〜、効くな〜。今回はギターの音がいつもより力強く響いてきた。

お客さんは50人くらい。O-Westの会場の広さを考えると、ちょっと少なめ。\3,000+ドリンク代\500という料金設定がちょっと高すぎたのでは?でも、その分ゆったりとぜいたくな時間を過ごせたと思う。どうやら業界関係者へのお披露目イベントという意味合いもあった感じ。

Posted by nonkar at 2003年10月09日 08:47
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