2004年06月30日

●石嶺聡子、拝郷メイコ at 吉祥寺スターパインズカフェ

6/29、吉祥寺スターパインズカフェに石嶺聡子さんと拝郷メイコさんを聴きに行く。「M'S Bar〜SPC ver. 〜」というイベント名で、全出演者数は6組。出演順に、川越春奈さん(opening act)、Kyorokoさん、拝郷メイコさん、未来-MIKU-さん、下川みくにさん、石嶺聡子さん。

川越春奈さんはギター弾き語り。opening actということで、開場中に演奏が始まってしまい、後半しか聴けず。3曲ぐらいやっていたような。

Kyorokoさんは、千葉県野田出身でギター弾き語り。サポートにbsとgt。
1. 枯れない花
2. everyday everynight
「キッコーマンのある野田で育ちました。子どもの頃からキッコーマン病院とか行っていて、今もおもに千葉で活動しています」
3. Tenderness
4. Moon
7/20に初の全国発売となるCD「ニシヘムカウハイウェイ」をリリースするとのこと。

拝郷メイコさんは3組目で登場。いつもと同様、ひとりでギター弾き語り。
1. 手紙
2. トマトスープ
「久しぶりのStar Pine's Cafeです。20歳ぐらいの頃にエプロンカードというバンドでよく演らせてもらいました。久しぶりに吉祥寺に来て感じたことは、ティッシュ配りのお兄ちゃんがすごいしつこい!(笑) アブラ取り紙までもらってしまいましたが、でも忘れていたので役に立ちました。ますます吉祥寺が好きになりました」
3. 僕に降る雪
「昨日、高校のフォークソング部のときの友達に会いました。社会人になって、でも自分の中で迷子になってしまったようで、私は聞きながら自分と重ねて涙が出てしまいました。大人になっても大変なことはいっぱいある。泣きながら笑いながら一所懸命がんばっている人はいっぱいいると思います。次の曲は私の中の応援歌です」
4. メロディ
「みなさんの一番大切なものを浮かべながら聴いてください」
5. ソイトゲヨウ

久しぶりに聴くメイコさんの生声に、大きく心を揺さぶられる。ひとりだけの演奏でこれだけの深い世界を表現できることにシンプルに感動してしまう。何かのキッカケがあればすぐブレイクしてしまいそうなので、いまこうして身近に聴ける一瞬一瞬がとても大切な時間に思える。

未来-MIKU-さんは、熊本県八代出身でドリーミュージック所属のボーカリスト。gtのサポート(ヤスさん?)。
1. 素直になれなくて
「今の曲、サビのところが高くて息継ぎも大変なんですが、広瀬香美さんの作曲というとわかると思います(笑)。」
2. キスしてもっと…
3. 片想い
「実家の熊本に1週間ほど帰ってました。まだなまってます」
4. If we hold on together(ダイアナ・ロス)
5. HANABI〜8月の日〜
最後の曲、なんか聴き覚えがあると思ったら「キッズ・ウォー」の主題歌だった。ギター一本で聴くとかなり印象が違う感じ。

下川みくにさんは、ピアノのサポートつきで椅子に座って歌う。サポートのピアノを弾くのは、雷波少年でロシア横断したBluem of Youthの松ヶ下宏之さん。バンドは解散してソロで活動中らしい。
1. 枯れない花
2. Again
「以前から知っていたのに、最近やっと松ヶ下さんと仲良くなれました。次は松ヶ下さんの曲です」
3. 初恋の君(松ヶ下宏之)
4. サヨウナラ!20世紀の僕たち
「これからも松ヶ下さんと一緒にライブできればと思っています。松ヶ下さんは南青山MANDALAでライブだそうで私も行きます...、え、歌っていいんですか、ここで決めていいんですか」
5. Alone
なんだか、松ヶ下さんを公開で口説いてるみたいなMCだったような...。

ラストは石嶺聡子さん。ギターのサポート(内田敏夫さん)で、3曲目からは石嶺さんもギターを弾く。
1. 届かない青
2. 東京日記
「明日引っ越しをするので、その片づけでここ2〜3日テレビとラジオのない生活をしています。さびしいよぉ(沖縄なまり)。だからここで音に触れられてうれしいです。...みんなすごい静かだね、ちゃんと息してるのかな(笑)、大丈夫? 私、丸いものが好きで、うちに地球儀10個ぐらいあります。次の曲は別れの歌ですが、先のある別れというか。この詩を書いてるときに、沖縄の友達に見送られてる光景が10年ぶりに出てきました」
3. 飛行船
「大切な人とバイバイと別れるときが一番辛くて、そんな大切な人を思いながら一人の時間を葛藤して過ごしている女の子の歌です。」
4. ベランダ
「業務連絡〜、シェーカーがないし〜。(スタッフが持ってくるのを待つ)じゃあ、質問ありますか。...髪は1週間前に切りました。理由はないです(笑)。次はCMのために作った曲で、恋愛をして何でも来〜いって心が大きくなっている人の歌です。」
5. 羽根
久しぶりに石嶺さんの声の魅力を十分堪能できたステージだった。会場の隅々まで伸びのある声が響いて、改めて実力の高さを実感。こういうアコースティックスタイルでのライブもちょくちょくやってほしい。

今回はopening actを含めて6組もの出演ということもあり、それぞれ5曲以内のステージでちょっと物足りない感じがした。出演者側にとっては今回のライブでお互いにファンを増やせればOKなのだろうが、聴く側としてはちょっと不満が残る。でも、それぞれ実力が高いので演奏自体は楽しむことができた。

Posted by nonkar at 2004年06月30日 10:09
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